納得の行く商品開発を行うための試験片などを用いたテスト

周波数を調べる

スペクトラムアナライザの中核技術

 スペクトラムアナライザは、周波数特性の測定に利用する計測機器をさします。この計測機器は、主に通信機器の設計開発や、音響機器の設計開発等に利用されるのが一般的です。  周波数領域による信号観測で測定できるのは、希望する周波数の信号が発生出来ているかどうかを確認したり、逆に本来はあってはならない周波数の信号が発生してしまっていることを観測するのに長けています。  本体内の回路の中核には、フーリエ変換というデジタル信号処理技術が用いられています。従来はデジタル信号処理専用LSIによって高速演算を行なっていましたが、システムLSIの設計開発技術の向上によって、通常のCPUの回路内部にもデジタル信号処理に利用できる演算回路が含まれるようになってきました。  ソフトウェアの開発は、信号処理専用LSIのためのプログラムのほうが難易度が高いため、今後はソフトウェアの開発の簡易性を加味しながらLSI選定が行なわれていくと予測されます。

測定業務は不慮の事故にもつながる

 スペクトラムアナライザの利用で注意しないといけない点を説明します。  まず、被測定装置において、電気回路に基本的な問題がないかどうかを確認する事が必要です。  また、被測定装置の回路図等を確認しながら測定を進める事が大切です。  回路設計において、電源の逆流は発熱や発火につながります。場合によってはコンデンサなどへの負荷がかかって大きな事故にもつながります。  そのため、電気測定の為には必ず測定従事経験者を中心に作業を行う事が大切です。  また今日では、専用のスペクトラムアナライザと同様の機能をほぼ網羅したパソコン上で利用できるスペクトラムアナライザ用アプリケーションソフトも公開されています。  専用測定装置を用いて測定する前に、パソコンを利用して事前測定を行う事で問題にあたりをつけておくこともできますので、簡易測定器として利用するのも一案です。

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